賢いキャットフード選び

キャットフードは保存しやすく、いつでもパッとニャンコにご飯を出すことができて便利!
飼い主にとって心強い味方です。
しかし、猫の身体に害を及ぼす危険性があることは、実はあまり知られていません。
スーパーやドラッグストアだけでなく、ペットショップ・動物病院などで手に入るフードにも、様々なリスクが存在するのです。
まずは、そのリスクについて説明したいと思います。
Risk1.合成添加物

市販されているキャットフードには、合成添加物がたっぷり使用されています。
長期間にわたって店頭で在庫となる可能性も踏まえて、非常に強力な合成保存料が使用されているのです。
しかも、猫には人間の法律が適用されません!
つまり、人間用としては使用できない「安価で毒性が強い代わりに保存効果が強力」な合成保存料も使用されているのです。
発がん性のある添加物も使用されています。
人間の食品の法律とはルールが違うので、こういった危険性の高い合成保存料を使用しても、パッケージの裏面にある≪原材料表示≫に保存料を記載する必要はないのです。
原材料表示に危険な薬品の記載がなかった場合でも、合成保存料を使用している可能性がある…ということになります。
合成添加物が入ったフードを与え続けると、アレルギーやガンなどのリスクが高まるので十分な注意が必要です。
Risk2.原材料

市販されているペットフードでは、コスト削減の為に低コストで粗悪な原材料が使用されているのが一般的です。
例えば、肉類であれば、【4Dミート】と呼ばれるような劣悪な品質の肉が使用されることもあります。
4Dミートとは、人間用の食材として販売することが法律で禁止された肉のこと。
・抗生物質を投与しすぎて基準をオーバーしてしまった肉
・病死した動物の肉
などのことを指しています。
これらの肉類は、人間用としては使えませんが、ペットフードに入れるのはOK。
その為、コスト削減のために使用されることが多いのです。
他にも、動物の内臓や血液、骨、毛といった人間用としては使用しない部位を配合することも。
これらは【肉副産物(バイプロダクト)】と呼ばれています。
肉副産物が入ったフードを与えてしまうと、ニャンコのアレルギーや嘔吐の原因になるので注意しましょう。
Risk3.穀類

人間と違い、「猫は生粋の肉食動物」です。
自然な状態の猫は、葉・草・野菜などを摂取することはありますが、穀類を自ら食べることはありません。
しかし、市販フードや多くの動物病院で取り扱っているフードには、コスト削減(かさ増し)の為に穀類が使用されているのが一般的。
これは使用されている量が多いため、原材料表示にも記載されているケースがあるので、よく確認してみましょう。
上記した通り、本来なら猫は穀類を食べません。
その為、消化器官が穀類を消化できる構造になっていないのです。
それにも関わらず、キャットフードから穀類を摂ってしまうと、アレルギーや嘔吐、肥満などの原因になります。
間接的には、尿路結石や下部尿路疾患(FLUTD)などの原因になってしまうリスクもあるので注意が必要です。
解決策はグレインフリー&ヒューマングレード!
上記したようなリスクがあると知っても、今までと同じ市販のキャットフードを与えることができますか?
恐らく、猫好きの飼い主さんの多くは「怖くて与えられない…」と感じることでしょう。
そこで知っておきたいのが、グレインフリー&ヒューマングレードという条件を満たしたキャットフードの存在です。
私は、こういったリスクがあることを知ってから、グレインフリー&ヒューマングレードのフードを与えるようにしています。
グレインフリー&ヒューマングレードフードとは?

合成添加物・劣悪な原材料・穀類などの、猫の健康を害するリスクを排除した、本当の意味で高品質なフードです。
ハーブなどの天然由来の保存料を使用し、穀類を一切排除(グレインフリーと呼ばれる)、人間も食べられる品質の食材を使用してつくられるフードのことを指しています。
【低品質なフードを与えていると…】
・嘔吐の頻度が多い(3日に1回以上)
・原因の分からない不調が続く
・肥満気味になる
・毛並みが脂っぽい
・皮膚が痒そう(フケが出ている)
・アレルギーの傾向がある
・便秘や下痢の傾向になる
・病気しがちな体質になる
私の経験では、特に嘔吐が多いケースはすぐにでもグレインフリー・ヒューマングレードフードに切り替える必要性が高いと思います。
カナガンに変える前は、我が家のニャンコたちも嘔吐が多い傾向にありました。
しかし、「猫は吐く回数が多いもの」「動物病院で薦められたフードだから大丈夫…」という間違ったイメージ・情報から、それを放置してしまっていたのです。
今となっては本当に後悔しています…。
ヒューマングレードのフードに切り替えてからは、嘔吐の頻度はグッと減りました。
ニャンコは自分でご飯を選ぶことが出来ません。
飼い主が行動しなければ、一生低品質なご飯を食べて生きることになってしまうのです。
嘔吐に限らず、今のフードに不安や疑問を感じているならすぐにでも切り替えてあげましょう!
おすすめ紹介:カナガン
ずばり、おすすめはカナガンというキャットフード。
ヒューマングレードの原材料を使用しているグレインフリーフードの中でも、非常に人気の高いアイテムです。
穀類不使用にこだわり、合成添加物も一切使用されていません。
原材料もすべて人間が食べられる品質です。
(イギリス産平飼いチキンなど、人間用より良いものを使っているかも(^^))
最高レベルの安全性を誇るキャットフードです。
猫にとって本当に美味しいと感じる味わいらしく、食いつきも抜群です。
素材の旨みが凝縮されています。
コストパフォーマンスも優秀ですから、高品質なフードに初めてトライするという方にもおすすめですよ!