キャットフードの選び方で猫の老化予防になる

ネコちゃんは、7歳からシニア期に入ります。
ネコちゃんの7歳は、人間でいうと44歳くらい。
まだ老化といえるほど老いてはいない年齢ですが、健康的に老いていくために予防を開始する時期です。

1.肥満を予防する

シニア期に入ると、ネコちゃんはだんだんと活動量が少なくなります。
急におとなしくなるわけではないので、「そういえば最近・・・」という感じで変化していきますが、成猫の頃に比べてあまり走り回らなくなります。
運動量が減ることで消費カロリーも減るので、シニア期用のキャットフードは低カロリーになっています。
また、基礎代謝も落ちてくるので、低カロリーで十分になります。
ここで成猫用のキャットフードを与え続けると、どんどん太ってしまい、肥満猫まっしぐらです。

肥満は万病の元といわれるくらい、様々な病気の原因になります。
病気になると老化が一気に進むことになりますから、一番注意したい点です。

2.良質なたんぱく質を摂る

シニア期に入ると、消化機能の衰えと代謝機能の低下が進みます。
ネコちゃんにとって、とても重要な栄養素であるたんぱく質をうまく分解できなくなるので、消化しやすい良質な動物性たんぱく質を与えることが大切です。
鮮度が良い肉を使っているキャットフードは、消化吸収しやすいので、たくさんの量を食べなくても栄養を摂取することができます。
特に、シニアネコちゃんは必須アミノ酸のひとつであるタウリンが不足することで、視力低下や心筋症を起こしやすくなりますから、良質なたんぱく質を含んでいるキャットフードを与えることは、老化予防になります。

3.シニアネコちゃんに必要な栄養素を摂る

ネコちゃんの基本栄養(水、たんぱく質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルなど)は、成猫もシニアも変わりませんが、必要な量は変化していきます。

シニアネコちゃんに多く摂ってほしい栄養素は、まず「カルシウム」。
老化によりカルシウムの吸収率が低くなりますから、だんだんと骨が弱くなります。
骨粗しょう症になると、ちょっとした衝撃で骨折するようになります。

次に、「ビタミン」。
ビタミンはカルシウムの吸収を助ける栄養素です。
視覚や代謝機能でも重要な働きをするので、シニアネコちゃんに欠かせません。

4.穀類を含んでいない

そもそも肉食動物のネコちゃんにとって穀類は食べなくてもいいものですが、コストカットのために多量に使用しているキャットフードもあります。
ネコちゃんの腸は短くて、穀類を消化吸収するのが苦手な上に、シニアネコちゃんは消化機能が低下するのでますます消化しづらくなります。
腸に蓄積した穀類が原因で、食欲不振になったり、下痢や嘔吐を引き起こすことにもなります。

穀類を多く含んでいるということは、シニアネコちゃんに必要なたんぱく質の量が少ないということです。
必要な栄養が摂れないので、老化予防には適しません。

穀類を含んでいない、もしくは原材料欄の一番目に穀類が記載されていないキャットフードを選んであげると良いでしょう。

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