タイ産キャットフード

日本で販売されているウェットタイプのキャットフードはタイ産がとても多いです。
それはシャム湾に小型マグロが多く生息していることと人件費が安いことからツナ缶を作る工場が多いことが関係しています。

人間用のツナ缶詰めと同じ魚が使われている

タイではウェットタイプのキャットフ-ドを人間用のツナ缶詰をつくる工場で一緒に作っています。
猫が食べるものだから人間が食べられないような鮮度の落ちた魚を使っているなどということはなく、人間用と同じく鮮度の良い魚が使われています。

ツナ缶詰に使われるマグロ一匹の2/3は血合い肉など人間用には適さない部分のため本来なら捨てる部分なのですが、多くの缶詰工場ではこの身を活用してキャットフードを作っています。
血合い肉は鉄分・ビタミン類が含まれた栄養価が高い部分なのでネコちゃんの体に良いですし、作業工程もさほど変わらないため企業としても同じ工場で作るメリットはとても高いといえます。

タイは人件費が安い

ツナ缶を作る工程では手作業が大変多いため、大量生産するには作業員の数を確保する必要があります。
その点、タイの人件費はとても安く多くの人を雇うことができるのでタイに工場を持つ企業が多くなっています。
タイの工場では約2000~3000人の作業員が並んで作業をしており、この人数は他の国の工場では見られない多さです。

タイの工場は清潔レベルが高い

タイの工場はとても清潔レベルが高くて衛生的です。
他の国のキャットフード工場と比べても一番綺麗だといわれています。
作業工程の中で人間用とキャットフード用に分かれるところがありますが、キャットフードラインになっても清潔レベルは人間用と同様のままです。

これは、工場内の衛生レベルを統一することのほうが掃除のコストを節約できるという工場側のメリットがあるからかもしれませんが、購入する側としてはとても安心ですね。

タイ工場のキャットフード缶詰作業工程

1.マグロの皮をこそぎ取り、頭を落とす
2.三枚におろす
3.血合い部分と小骨をこそぎ落とす
4.白い肉の部分を人間用缶詰ラインに流す
5.血合い部分と小骨をキャットフードラインに流す
6.キャットフードラインに流れた身に、猫の健康に必要な栄養素(ビタミン、ミネラル)を足して混ぜ合わせる
7.キャットフードの缶詰ラインに送る
8.缶を圧力釜で殺菌する

キャットフードの缶詰はこのように作られています。
1~3は手作業で行われます。
作業工程をみると、人間用と同じ工場で作るほうが効率的だということがよくわかります。

トップに戻る