猫がキャットフードを吐いたときには?

ネコちゃんは健康でも吐くことがある動物です。
毛繕いのときに体内に入った毛を毛玉にして吐いたり、早食いをした時や食べ過ぎてしまって吐くときは心配いりません。

一日に何度も吐いたり、吐いたものに血が混じっている、ぐったりしている、下痢や便秘症状もある場合には、病気の可能性が考えられますから早めに受診してください。
その際には、吐いた回数、吐物の性状、量、血などの混入物があるか、他の症状があるかなどを獣医さんに伝えると原因の特定が早くなります。

キャットフードを吐く原因

毛玉と早食いをした時や食べすぎ以外でキャットフードを吐く場合は、次の四つが原因だと考えられます。

1.消化しにくい穀物を多く含んだキャットフードを食べた
2.質の悪いたんぱく質のキャットフードを食べた
3.キャットフードで食物アレルギーを起こした
4.保存状態が悪く腐敗しているキャットフードを食べた

消化しにくい穀物を多く含んだキャットフードを食べた

完全肉食動物のネコちゃんは、穀物を消化するのが苦手です。
穀物が多く含まれたキャットフードを毎日食べ続けていると、消化不良のまま体内に蓄積されて胃腸障害を起こして嘔吐します。

質の悪いたんぱく質のキャットフードを食べた

低品質のたんぱく質は、消化・吸収が悪いため胃腸に負担がかかり、嘔吐の原因になります。

キャットフードで食物アレルギーを起こした

キャットフードに含まれる原材料の中で、穀物・人工添加物・低品質のたんぱく質はアレルゲン(原因物質)になりやすいです。
どれも消化・吸収が悪い物質で、体内に多量に蓄積することでアレルギーを発症しやすくなります。
元気があるのに長期間に渡って時々吐く場合は、アレルギーの可能性があります。

アレルゲンは病院で検査することができますが、時間がかかる上に原因が特定できないこともめずらしくありません。
検査をしない場合は、考えられるアレルゲンを排除したフードを試して症状の有無を確認する方法で、安全な物を選んであげるといいでしょう。

穀物を使用していないフードや無添加のフード、高タンパク質の原材料を使用しているフードなど、アレルギー用のフードもたくさん市販されています。

保存状態が悪く腐敗したキャットフードを食べた

ドライフードは開封してから約一ヶ月で食べきることをメーカーは推奨しています。
しかし、脂分を多く含んでいるため酸化しやすく、一ヶ月経たないうちに劣化することもあります。
袋を開けたままにしていたり、保存場所が適切でない場合は、腐敗することもあります。

ドライフードは腐敗しても見た目では変化がわかりづらいので、気づかずにネコちゃんに与えてしまうことも考えられます。

ウェットフードは水分が多く腐敗しやすいので、開封後は冷蔵保存をして一日で食べきりましょう。
夏場など気温が高いときに、フードボウルに入れたままにしておくと、短い時間でも腐敗することがあります。
食べる直前に出し、残したものはすぐに捨てましょう。

ネコちゃんは風味で食べるといわれているので、においの変わってしまったフードには見向きもしないかもしれませんが、万が一食べてしまうと食あたりを起こします。
食あたりの症状は、嘔吐だけでなく下痢や腹痛、発熱を伴うことがあります。

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