猫がキャットフードを食べない時には

ネコちゃんはむら食いをする習性があるので、いつもと同じ量のキャットフードをフードボウルに入れても全部たいらげないこともあります。

しかし、一日数回に分けて与えるフードに全く口をつけないのであれば問題ですから、食べない原因を考えて、早めに対処する必要があります。

ネコちゃんが食べない理由を考える

1.病気にかかっている

具合が悪くても症状を訴えることができないネコちゃん。
いつも一緒にいる飼い主さんが一番変化に気づいてあげられる存在です。

脂肪肝、歯周病など、ネコちゃんが食欲不振になる病気は多いです。

あまり動かずにぐったりしていたり、新鮮なキャットフードを与えても24時間食べないのであれば病院を受診してください。

2.キャットフードが劣化している

ドライフードの賞味期限は、約1年半です。
しかし、それは開封前の期限です。
食品ですから、開封後の期限は一ヶ月程度と考えてください。

ドライフードは脂分を多く含んでいるので、酸化が早いです。
フードの袋を開けたままにしていたり、一日に何度も開け閉めして空気に触れる時間が長くなれば、風味がどんどん落ちていきます。
湿気が多い場所に保管していたら、水分含有量が少ないドライフードでもカビが生えますし、保存環境が悪いと劣化するのも早いです。

ウェットフードの開封前の賞味期限は約3年ですが、水分を多く含んでいるので、開封してからの劣化スピードはとても早いです。
開封したら一日で食べきりましょう。
何回かに分けて与える場合は、残りを別の容器に移して冷蔵保存をします。

新鮮なキャットフードを与えてみてネコちゃんが食べるようなら、今後はフードが劣化しないように保管場所や方法を工夫するといいですね。

ドライフードを開封直後の状態に保つには、密閉容器に移し替えてなるべく空気に触れない状態で保存します。
乾燥剤や防腐剤を一緒に入れると、より効果的です。

嗅覚が鋭いネコちゃんにとって、キャットフードのにおいはとても重要なポイントです。

食欲をそそるにおいがしないキャットフードなんて食べられない!とハンガーストライキを起こさないように気をつけましょう。

3.キャットフードの品質が悪い

キャットフードによっては、食べ続けることでネコちゃんの健康を害してしまうものもあります。
与えているキャットフードが安全な食べ物か、確認してみましょう。

Ⅰ:原材料の穀物が消化不良を起こして胃もたれしている
完全肉食動物のネコちゃんは、穀物を消化・吸収することが苦手です。
そのため、小麦やトウモロコシなどを多く含んだキャットフードを食べ続けると消化不良を起こします。
穀類が使われているのはコストが安いからで、カサ増しのためです。
飼い主さんにとって安価なキャットフードはお財布に優しいですが、ネコちゃんにとってはうれしくない食べ物ということですね。

Ⅱ:添加物で胃腸障害を起こしている
粗悪な原材料を使っているキャットフードは、色が悪く風味がないので、そのままではネコちゃんが食べません。
ネコちゃんの食いつきをよくするために、人工香料をたくさん使っておいしそうなにおいをつけ、色味をつけるために着色料を混入します。
さらに、粗悪な原材料は腐敗するのが早いため、防腐剤もたっぷり入れなければいけません。
添加物が多いことがネコちゃんの胃腸に負担をかけ、食欲を落とします。

4.急にキャットフードを変更した

ネコちゃんは環境の変化に弱いので、キャットフードが急に変わると食べなくなることがあります。

キャットフードを変更するときには、今食べているフードに切り替えるフードを少しずつ混ぜて与えます。
最初は新しいフードを一割くらい足して、においが今までとあまり変化しないようにするのがポイントです。
10日くらいかけてゆっくり切り替えていくと、ネコちゃんにとってストレスがかかりにくくなります。

5.おやつを与えすぎない

おやつを多く与えていたり、一日に何度も与えたりすると、ネコちゃんは空腹を感じないためキャットフードを食べなくなります。
おやつをあげるとネコちゃんが喜ぶので、ついついあげすぎてしまうかもしれませんが、一日にあげる量を決めて食事量に影響がでない程度にしましょう。

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