キャットフードを酸化しないように保存するには?

酸素には結合した物質の性質を変化させる作用があります。
この作用を酸化といいますが、わかりやすい例をあげれば鉄が錆びる状態のことです。

ドライタイプのキャットフードは、酸化しやすい性質を持つ脂質を多く含んでいるので、開封した直後から品質が低下し始めます。
メーカーは開封してから約1ヶ月で食べきることを推奨していますが、保存環境によってはそれ以前に風味がなくなりネコちゃんが食べるのを嫌がるようになることもあります。

ウェットタイプのキャットフードも、水分含有量が多いため酸化が早く、開封してからの賞味期限は一日程度です。

キャットフードを酸化から守るためには、開封直後から酸素に触れる時間を少なくすることに限ります。

ドライフードの保存方法

1.密閉容器に移し替える

ドライフードを袋のまま保存していると、一日数回は開け閉めするので酸素に触れる頻度が高くなり酸化スピードが増します。
開け閉めしないときにスティックジッパーでしっかり止めていても、酸化を防ぐ目的としてはあまり効果がありません。

密閉できるフードストッカーにフードを移し変え、除湿剤と脱酸素剤を入れておく方法だと、袋のまま保存するより酸化の進行を遅らせることができます。

2.袋に小分けして保存する

最初に大袋を空けたときに、ネコちゃんが食べる量を袋に小分けにしておくと、 酸素に触れる頻度が減ります。

ナイロン性の空気を通さない素材の袋を使用し、キャットフードを入れた後は空気を抜いて封をします。
ジッパーがついているタイプを使うと、しっかり封ができます。

一袋ずつに脱酸素剤を入れておくと、より効果的です。
脱酸素剤は、袋の中の酸素を吸収するので無酸素状態になり、食品の酸化を防ぎます。
好気性菌の繁殖を抑えるので、鮮度とおいしさを保つことができますよ。

小分けにした袋は、密閉容器に入れて保存しましょう。

空気を抜くときに真空にする機械を使うと、袋の中に空気が残らず鮮度を保つ効果は抜群です。

3.冷凍保存する

袋に小分けしたフードは冷凍保存することができます。
解凍方法は、食べる一日前に冷蔵庫に移し、当日に常温に戻すという工程があるので、少し手間はかかります。
しかし、冷凍することでより新鮮な状態で保存することができますからに風味が落ちることなくネコちゃんに与えることができます。

食べる一日前に冷蔵庫に戻すことを考えると、ずっと冷蔵保存でも大丈夫ではないかと思われるかもしれませんが、冷蔵庫は湿気が多いので保存には向きません。

ウェットフードの保存方法

ウェットフードは鮮度が落ちるのがとても早いので、開封後に長期保存することは考えず、なるべく一回で食べきるようにしましょう。
数回に分けて与えるときは、別の密閉容器に移し替え、冷蔵庫で保存します。
缶に入れたままだと、缶の酸化とフードの酸化により風味が一気に落ちます。

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