キャットフードは賞味期限が長いもののほうがいいのか?

開封前の賞味期限はドライフードで約1年半、ウェットフードはパウチや缶詰なので3年程度のものが多いです。

これが大体平均なので、それ以上の賞味期限が設定されているキャットフードは避けてください。

長い期間、おいしく食べられるようにするには、防腐剤などの添加物をたくさん使わなければいけません。
飼い主さんにとって賞味期限が長いことは、長期保存ができて助かりますが、ネコちゃんの体にとってはけっして良いフードとはいえません。

危険な酸化防止剤を避けよう

日本はキャットフードを食品ではなく雑貨として扱っているため、規制がゆるく、人間の食品用としては使用を禁止されている危険な添加物をキャットフードでは使用することができます。

ドライフードは油脂をたくさん含んでいて酸化しやすいので、長期保存をするには、酸化防止剤を使います。
酸化防止効果が高くコストが安いため、よく使われているエトキシキンは、人間用には使用を禁止されているもので、動物医療センターからも「発がん性がある、アレルギー反応がでる、皮膚病の恐れがある」と注意喚起されている成分です。

酸化したときの嫌な臭いを抑える効果が高いBHAは、膀胱や甲状腺の癌を発病する可能性が高い成分です。

同じく酸化防止に使用されるBHTも、発がん性が高い成分です。
また、長期に渡って食べることにより毛が抜けたり、痩せやすくなるなどの健康被害もあります。

エトキシキンは、農薬の酸化防止剤やゴムを作るときに使われていた成分ですし、BHAとBHTは石油や塗料などの保存に使用されていた物です。

人間には使用できない成分が、ネコちゃんに害がないわけはありません。
むしろ、体の小さなネコちゃんのほうが、影響を受けやすいといえます。

ですが酸化防止剤の全てに害があるわけではありません。
ビタミンEなどの天然の添加物は、酸化防止効果が弱くなりますが、安全性は高いです。

キャットフードを購入する際は成分表を確認し、危険な酸化防止剤が使われていないか確認してから購入しましょう。

保存方法が悪ければ賞味期限内でも劣化する

未開封のキャットフードを保存するのに適した環境は、高温多湿を避けて、直射日光が当たらないところです。
1年を通じてその環境で保存するのは難しく、賞味期限内でも徐々に酸化し、劣化していきます。
賞味期限ギリギリになって大安売りしているフードは、安くても買ったときから鮮度が悪いということですから、お得な買い物とは言えません。

賞味期限が長いからと、まとめ買いをして置くのもおすすめできません。
ネコちゃんに与えるときには、鮮度は落ちています。
手間はかかりますが、毎回購入して少しでも新しい物を与えましょう。

開封してからは、一ヶ月で食べきるように

開封してからの酸化はとても早いので、効果の高い酸化防止剤や防腐剤を入れていてもおいしく食べられるのは一ヶ月です。
賞味期限は、開封前の期限ですから、間違えないようにしましょう。

まとめ

キャットフードはなるべく賞味期限が短いもののほうが、猫の健康には良いでしょう。
(ただし、売れ残りで安くなっているものは除く)
賞味期限が短めのものは無添加のキャットフードが多いです。

ですが飼い主さんからすると、価格が高めな無添加のキャットフードを主食として与えるのは経済的に難しい場合もあります。

その場合には、成分表をしっかりと確認して、上に書いたような危険な酸化防止剤が使われていない、または天然の酸化防止剤が使われているものを選びましょう。

大事なのは賞味期限の長さだけを見るのではなく、使われている添加物を確認することです。

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